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激変する経済活動の中で、少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
・金融システム再構築
・最適な生産システムの検討開始
・グローバル人材と組織
・標的型メールと対策
・ISO関連の規格改訂について
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金融システムと言うと、今では個人に係わるものであればそのほとんどがコンビニで用が足りるほど、
見た目には一体化されています。しかし、実際には多種多様で複雑です。昔であれば銀行システムを指して
金融システムと言っても良いかったのかもしれませんが、今では保険、証券、だけでなくコンビニなど、
様々な業界で構成されています。
また一方、銀行業界の再編だけでなく、保険・証券業界も再編が進み、システム統合が複雑化している
一方で、信頼性・安全性や使いやすさに加え、処理速度も追求される等、大変な状況となっております。
今後は日本国内だけでなく、世界的金融再編も考えられ、業界全体の動きが活発化していく中、如何に
効率よく再構築していくかが重要となり、今まで以上の「素早い決断」が重要な鍵となりそうです。
生産システムの効率化として、セル生産方式なるものが色々な所で紹介されています。このセル
生産方式とは、作業員1人の周りに部品や工具を配置し、製品1台もしくは1製品の一部分を1人
で組み立てる事を言います。(また、1つの作業エリアに数人が配置され、製品1台などを組み立て
ることも含まれます)。特に優れている部分は、設備コストも含め機械化が難しく、かつ、多品種少
量製品生産時でのコストパフォーマンス向上です。
しかし昨今、団塊の世代の退職が始まり、この生産方式で必要とされる職人芸に近い、多能工
の技術者が不足しはじめ、一方では派遣社員や外国人労働者の作業者が多くなってきています。
この様に、今は効率の良いと言われる生産システムも、その時期(時代)状態によって、
本当に効率よく導入できるか否かは異なります。会社の置かれている内外の現状を充分踏まえた
上で、先を見据えた最適化の生産システムをすぐに検討する事が重要な時期となっております。
グローバル人材が必要である。と言う会社は年々多くなっていますが、各会社毎に必要とする
背景はさまざまであり、必要とする人材も異なります。共通語とされる英語や、その国の
言語が話せることは必須ですが、その国の生活習慣、仕事への姿勢、知識・技能レベルなど、
多くの事を知っている事も重要となります。
また一方、会社としても、その人材をどの様に活用・育成していくのかを、しっかり検討して
おかなければ、昔よく言われていた様な「言語(英語)が出来る生意気な社員」となりかねません。
この為、必要とする背景を十分に検討した上で、組織としての具体的な活用計画や、育成計画を
立てる等、グローバル人材が十分に力を発揮できる組織戦略が重要となります。
大きな脅威となっている「標的型メール」が増えています。
以前は、不特定多数を対象(標的は特に無し)としていたので、少し注意していれば、「このメールはおかしい」と判断でき、防ぐ事が出来ましたが、現在では直ぐには「おかしい」とは
分からない様になって来ています。この標的型メールとは、情報セキュリティで言うソーシャルエンジニア リング(人間の心理的な脆弱性をついて不正を行ってくる事)を利用した一面もあり、一見、業務上普通に
送られてくるメールと思わせる様な「件名」や「タイミング」で送られて来ます。
通常の対策は、「不審メールは削除する」です。また、開いてしまった場合でも、「添付は開かない」、「URLはクリックしない」などでギリギリ防げますが、昨今では標的とした人の行動を把握しているかの様な、タイミングと件名でメールが送られてきます。
この為、常に「不審メールは来る」と意識した行動を心がける事が重要な対策となります。
ISOの共通構造部分において、今後マネジメントシステム規格(MMS:ManagementSystem Standards)に 基づいて、
制定/改正されなければならない(義務づけ)となりました。
分かりやすく言うと、「MSS部分の共通基本形ができたので,今後追加・変更事項があれば、それをもとに改訂を
行ってください」と言う事です。複数のISO(ISMS,QMS,EMS等)のマネジメントシステムを取得している組織に
とっては,共通部分を適切に統合できれば、その後の運用管理がやり易くになると期待できますが、実際には難しい
部分が多いようです。
この為、先ずはそれぞれを基本形に合致させる事を優先し、その後、統合を進めた方が良いようです。これから
導入を検討されている場合は、マネジメントシステム規格の部分を十分に検討しておく必要があります。
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